4月28日
Your Songsライブ
僕らにとって今回のライブは意味深いものとなりました。
初めてのstrings&hornによるコンサート
ミュージシャンとしての新たなチャレンジ、仲間たちと奏でられた一音一音が、深い喜び、純粋な楽しさとともに鳴り響きました。
そして何より会場を包む人の想いの優しいハーモニーがあり、親密なグルーヴが生まれた事が嬉しかったです。
そしてもう一つ、3.11をはさんで26日、27日の神戸公演
大きなテーマを突きつけられた気がしました。
今この日本で、被災地や被災者の方々の為に何が出来るのか?
誰もがそれを考え、小さくても一つずつ実行する、そんな和が広がっていると思います。
僕らは、音楽を鳴らし集まってくれたみんなが元気になってくれる為に、またその元気の和が人から人へ、そして日本中へ広がってゆく願いを込めて
自らは勿論の事、募金を募り責任を持って届ける事で
それを示す道を選びました。
神戸公演は僕らにとって、そのスタートを切った特別なライブになりました。
4月7日、啓介とともにap bankの炊き出しに参加してきました。
宮城県石巻市、津波の被害はあまりに残酷で、その光景を前に僕らは言葉を失ってしまいました。
自分の住んでいるこの日本で、この様な惨状に苦しんでいる人がいる事実を目の当たりにしました。またその現実に必死に立ち向かっている人たちの姿に心を打たれました。
カレーを提供するお手伝いをしながら、自分に何が出来るだろう?そう問いかけました。
その後、女川町にある保育所の避難所へささやかながら物資を届けに行った時、そこにいらっしゃった方々に、何か歌ってほしいと声をかけられました。
僕は、音楽なんか求められる状況じゃないんじゃないか?と想像してはいたものの、もしそう言って求めてくれたら喜んで歌いたいという気持ちでアコギを車に積んでいました。
だからその一言がとっても嬉しかったです。そこで「3月9日」を歌わせてもらいました。
隣にいた啓介も同じ気持ちだったでしょう。訳あって今回は来れなかったオサも。
4月7日、東北地方の桜はまだ蕾だったけど、「桜の蕾は春へと続きます」
3月9日を歌い終わった後、みんなの笑顔を見て本気でそう思えました。
国や政府に言いたい事は沢山あるでしょう。
原発の問題に日本の命運がかかっています。
そして世に出ている各種情報を疑りだしたら文字通り疑心は暗やみの鬼になってしまいます。
ですが、過酷な被災地を見て、そこから離れて暮らしている僕らが被害者意識をもってはいけないと感じました。元気のある人は元気でいなければなりません、その和を東日本まで広げなければ。
経済だって回さなければ、最終的には被災者の皆さんにしわ寄せが来てしまいます。
自分に出来るのは音楽です。
今この時代を生きる僕たち一人一人が被害を受けられた方々の為に日本の復興の為に、今出来る事を、こつこつ精一杯続けてゆきましょう。
あの時代を僕らは乗り切った!そう言える新しい日本の為に。
そして被災地や原発処理の、正に現場で働いていらっしゃる全ての方々に感謝の気持ちを持ちたいと思います。
そしてその日の晩、本震以降最大、震度6強の余震が東北地方を襲いました。
僕らは翌日の活動に備えテントの中、寝袋にくるまって早々に寝ていました。
そして23時半を回った頃、今までの人生で体験した事のない激しい揺れで目を覚ましました。
地震の地鳴りの音、みんなの携帯の緊急地震速報のアラーム音、そして町中に響く津波警報。こう言う状況こそ冷静でいなければならないと思いつつも、心臓がバクバク音を立て身体がこわばり、激しい揺れの中、初めて地震の恐さを知りました。
大学の校舎へ避難し、停電した真っ暗な街を見ながら津波の恐怖を感じました。
本震はそれを遥かに越えていたと現地の方に聞きました。
日本中、これからもいつどこで地震は起こるか分かりません。
一人一人が自分で出来る範囲の地震対策をして、避難のイメージを持っておく事が大切だと感じました。
ブログ大変遅れてしまいました、状況が刻一刻と変化して行く中、自分も何を書いていいか悩んでいました。
ライブに来てくれたみんなありがとう
そして、後半は体験談でした。
地元山梨の桃の花です。最後に載せたくなりました。


